98巻1号表紙

2005年2月号表紙

2005年2月号

【表 紙 説 明】  時刻26300(a), 26350(b) のブラックホール近傍の密度分布(カラースケール),等密度面(オレンジ),磁力線(赤線)を示しています.中心のブラックホール質量が10太陽質量とすると,図6a, 6bは実時間で5ミリ秒の変化に対応します.白矢印は同じ領域を指し示しており,細長い構造をした密度の高いガス塊(渦状腕)が中心ブラックホールに落ち込んでいることがわかります.磁場はガスと一緒に運動しているので,ガス塊の周りに揃った分布をします.このため,渦状腕の中では強い電流が流れています.密度の高いガス塊が中心に落ち込んで渦状腕が希薄な状態になると磁気リコネクションが発生します.(EUREKA参照)

PDF版目次


SKYLIGHT

らくらく相対論入門 その1 - 擬ニュートンポテンシャルの特徴 - 福江 純   PDF

EUREKA

ブラックホール降着円盤の大局的3次元磁気流体シミュレーション 町田真美   PDF

天球儀

コスモスな日々 (第2話) 谷口義明   PDF

研究奨励賞

線背景放射の起源と活動銀河核の宇宙論的進化の解明 上田佳宏   PDF
WMAPとプリンストンでの4年間をふりかえって (1)
- 目指せ,WMAPチーム潜入!
小松英一郎   PDF

シリーズ

《ミニラボ。--研究室紹介新ばーじょん(13)--》

和歌山大学天文学グループ

富田晃彦   PDF

雑報

日本天文学会 早川幸男基金による渡航報告書

Cores, Disks, Jets, & Outflows in Low & High Mass Star Forming Environments

本山一隆   PDF
日本天文学会 早川幸男基金による渡航報告書

Committee on Space Research

勝田哲   PDF

書評

「天体力学のパイオニアたち(上・下)」カオスと安定性をめぐる人物史稲垣省五   PDF
The Formation of Stars中村文隆   PDF

月報だより

「月報だより」以降のPDF

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