100巻12号表紙

2007年12月号表紙

2007年12月号

【表 紙 説 明】
 米国サクラメントピーク天文台に設置された Advanced Stokes Polarimeter で取得された太陽黒点の光球面での磁場3成分(ベクトル磁場)の空間分布.磁場強度は白い領域ほど強く,黒点中心付近で3500ガウス程度である.磁場の傾き角度は,太陽面に対する磁力線の角度を示しており,赤:垂直(正極),白:水平,青:垂直(負極)に対応している.磁場の方位角は,黄緑:東,紫:西,水色:北,黄:南向きを示している.このようなベクトル磁場の観測から,太陽黒点外端付近に多数存在する磁気要素のうち,特定の磁気要素のみが黒点崩壊に寄与することが得られた.
(EUREKA「太陽黒点崩壊の担い手」参照)


表紙絵説明
背 景:L-4S-5(おおすみ)発射(1970年2月)(JAXA宇宙科学研究本部提供)
挿入絵:「色が生まれる星」滋賀県草津市立笠縫東小学校5年生提供


巻頭グラビア

天文月報の100年-表紙編- -裏表紙編- 表紙1908-1931  PDF
表紙1932-1952  PDF
表紙1953-1968  PDF
表紙1969-1984  PDF
表紙1985-2000  PDF
表紙2000-2007  PDF
裏表紙1927, 1963, 1975  PDF

EUREKA

ガスと星形成率の関係の根源に迫る 小麦真也  蔵出し
太陽黒点崩壊の担い手 久保雅仁  PDF
活動銀河核の化学進化 長尾 透  PDF

天球儀

天文学の発祥と地球環境 中村 士  PDF

ASTRO EXPRESS

Origin of Warm High-Velocity Dense Gas in ULIRGs
[超高光度赤外線銀河における高速度の暖かい雲の起源]
和田桂一  PDF
The Spatio-kinematical Structure and Distance of the Pre-Planetary Nebula IRAS 19134+2131
[前惑星状星雲天体アイラス19134+2131の空間的/運動学的構造と同天体までの距離]
今井 裕,
Sahai, Raghvendra,
Morris, Mark
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年会

日本天文学会2008年春季年会のお知らせ   PDF

雑報

日本天文学会 早川幸男基金による渡航報告書
17th Goldschmidt Conference
荻原正博  PDF
日本天文学会 早川幸男基金による渡航報告書
Massive Star Formation/IMPRS Summer School 2007: The Milky Way Galaxy
佐藤眞弓  PDF

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