天文月報 原稿執筆マニュアル

校正時の注意点として、「校正する際のチェックポイント」もお読みください.
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見出し一覧

  1. はじめに
  2. 記事の種類と位置付け
    1. 大きな記事
    2. 小さな記事
    3. 連絡事項記事
  3. 原稿の準備方法
    1. 本文・図注の書き方
    2. 写真・図版の用意
    3. 表の書き方
    4. 日本語要旨の書き方
    5. 英文要旨の書き方
    6. 参考文献の書き方
      1. 各引用文献内の順序
      2. 雑誌名等の略記法
      3. 未発表文献について
    7. 「書評」の書き方
    8. 「Astro Express」の書き方
    9. 「人事公募」の書き方
    10. 広告の用意の仕方
  4. 入稿前の原稿見直し
  5. 入稿方法
    1. アップローダによる投稿(推奨)
    2. 電子メールによる投稿
    3. 電子記録媒体と紙面による投稿
    4. 手書きまたはプリンター出力のみの投稿
    5. 郵送による原稿送付先
  6. 著者校正と別刷りの注文
    1. 著者校正のお願い
    2. 別刷りの注文と振り込み先の連絡
    3. 入稿から出版まで
  7. 原稿料・別刷り代・掲載料・広告料
    1. 原稿料
    2. 別刷り代
    3. 掲載料・手数料
    4. 広告料
  8. 著作権とウェブページでの公開

1. はじめに

天文月報は社団法人日本天文学会が発行する月刊誌であり、一般、天文学会会員、 および他分野の研究者に対して、天文学、天体物理学分野の科学的な情報の公開、伝達、普及促進を目的としています。記事を執筆していただくにあたっては、これらの読者の方々にとってわかりやすい記事を用意してくださいますようお願いいたします(ご自分が高校生や大学1,2年生のときにその記事を読んで理解できたかどうかを考えてみてください)。
購読者としては天文学の専門的研究者のみではなく、一般分野の方が多数おられ ます。従って、天文学の専門研究者向けの詳細かつ先端的な議論の記事は第三者審査付き学術雑誌にお任せし、天文月報では一般読者向けのわかりやすい解説記事の掲載を目指しています。是非、研究の内容を噛み砕き、他分野の研究者のみならず研究に直接携わっていない人々にも十分に納得されるようなわかりやすい記事となるよう心掛けてください。その意味で、あまりに多い数式の使用は控えるべきですし、図表についてもなるべくひと目で理解できるように心がけて下さい。また専門用語には解説をつけてください。特に、レビュー記事においては、天文学にかかわらず科学的に広い視点に立って当該の主題を総括して下さいますようお願いいたします。
また、天文月報には、研究発表の場としての位置づけもあるのですが、その発表内容は客観的に評価されていることが原則です。これは、研究内容の科学的な評価に関する審査組織を持たないためであり、そういった内容の原稿はまず、各学会が発行する第三者審査付き学術雑誌に投稿していただくようお奨めしております。

2. 記事の種類と位置付け

天文月報では、記事の内容にしたがって、以下のようなコーナーを用意しております。 ご自分の投稿される内容がどの種類に該当するかご判断いただき、それぞれの原稿の 書き方にしたがって記事を用意してくださいますようお願いいたします。 すべての原稿において、タイトル、著者名、著者所属先、本文が必要です。場合によ って、要旨などが必要となったり、決まった様式のあるコーナーもあります。図表や要約文を含む記事全体の分量の目安を示しておきました。あまりに異なる場合は 編集委員にご相談ください。

2.1 大きな記事

  • [Skylight (スカイライト)]
  • 科学的に広い視点から、科学的または一般的に注目されているテーマについて、一般読者を対象にわかりやすくレビューしていただくコーナーです。ご自身で行われた研 究をその研究の背景も十分に含めて記述していただくことが望まれています。著者所属先住所、日本語要旨、英文要旨(英文著者名、英文著者所属先、英文所属先住所を含む)、参考文献の紹介も必要で、本文と併せて刷り上り 8-10 ページ程度の記事です。
  • [Eureka (ユーレカ)]
  • ご自身、あるいは、ご自身のグループで行われた研究によって明らかとなった新しい 科学的成果を一般読者を対象にわかりやすく解説していただくコーナーです。Eureka はアルキメデスがかのアルキメデスの原理を風呂のなかで発見した時に叫んだと言われており、「わかった!」という意味です。「はじめに」でも申し上げましたように、欧文または邦文の査読誌に掲載された原著論文、 または、それに相当する論文(博士論文など)に基づいた記事であることが原則です。著者所属先住所、日本語要旨、英文要旨(英文著者名、英文著者所属先、英文所属先住所を含む)、参考文献の紹介も必要で、刷り上り 8-10ページ ページ程度の記事です。
  • [天球儀]
  • 天文学に関連した様々な話題を、一般読者向けにわかりやすく紹介するコーナーです。 専門的な研究を紹介するものではなく、研究の背景を広く説明したもの、天文教育に 関わること、公報普及活動に関わること、様々な協力事業や研究及び研究者に関する ことの紹介文を掲載しています。著者所属先住所、日本語要旨も必要で、刷り上り 8-10ページ 程度の記事です。
  • [特集]
  • テーマを決め、ある程度まとまった数の記事を連載する場合に設けるコーナーです。 [Skylight]、[Eureka]、あるいは、[天球儀]にのっとった書式で用意していた だいた原稿を編集部で判断して[特集]としています。書式は著者所属先住所、 日本語要旨、英文要旨(英文著者名、英文著者所属先、英文所属先住所を含む)、参考文献の紹介が必要で、刷り上り 8-10 ページ程度の記事です。 場合によっては英文要旨、参考文献の紹介は省いていただいても構いません。

2.2 小さな記事

  • [巻頭言]
  • [特集]が組まれる場合などで、その号の性格を紹介するコーナーです。
  • [Astro News (アストロニュース)]
  • 最新の天文ニュースを、一般読者向けにわかりやすく紹介するコーナーです。とおり 一偏の記事でなく、発見方法やその天文学的意義を語るなど、より深い紹介を期待し ています。刷り上り1 ページ程度の記事です。
  • [シリーズ]
  • 天文月報編集委員会がテーマを決め、一定期間(原則は1年)続く連載コーナーです。 刷り上り2 ページ程度の記事です。2004 - 2005年は、《ミニラボ。〜研究室紹介新ばーじょん〜》 を連載しています。
  • [書評]
  • 指定された書籍、雑誌等について講評するコーナーです。刷り上り1 ページ程度の記事 で、定まった様式があります。
  • [Spectra (スペクトラ)]
  • 天文学とその周辺に関する意見や主張を掲載するコーナーです。1ページ程度のまとま った長さを持つものを対象としています。
  • [追悼文]
  • 天文学会関係者の追悼記事のコーナーです。刷り上り1ページ程度の記事です。
  • [Astro Express (アストロエクスプレス)]
  • 学術雑誌に掲載された論文の速報コーナーです。刷り上り半ページ程度の記事で、 定まった様式があります。
  • [雑報]
  • 天文学に関連した様々な話題を紹介するコーナーです。研究会報告、早川幸男基金に よる渡航報告も含みます。刷り上り数ページ程度の記事です。

2.3 連絡事項記事

  • [年会]
  • 天文学会開催のお知らせ、および、プログラムを掲載するコーナーです。
  • [寄贈図書リスト]
  • 天文学会に寄贈していただいた書籍を報告するコーナーです。
  • [月報だより]
  • 人事公募、人事公募結果、研究公募、研究助成、研究会や集会の案内、会務案内、訃報 などの速報性の高いコーナーです。また、天文学会事務室からの報告、および、要望、 編集委員からの記事の訂正とおわび、その他の戯言も書かれています。
  • [星空市場]
  • 天文学会会員同士の情報交換を行なうコーナーです。アマチュアからプロレベルまで 幅広い人に向けた内容で、質問やそれに対する回答、天文学上の議論、天文学会への要望といった意見交換などもとりあげます。記事の長さは半ページ程度が目安です。
  • [広告]
  • コーナーではありませんが、天文学関連の会社の広告を掲載しています。

また、場合によって、[IAU総会来る]といった、特設コーナーを設けることもあります

3. 原稿の準備方法

タイトル、著者名、著者所属先、本文はすべての原稿で必要です。 SKYLIGHT、 EUREKA、 天球儀には著者所属先住所、 日本語要旨、 英文要旨、 参考文献の紹介が必要とされます。また、書評、 Astro Express、 人事公募には定まった形 式がありますので、これに基づき原稿を用意して下さい。月報の1ページの分量は、1300文字(一行22文字で 60行)と図一枚(約7 cm x 7cm)程度です。

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3.1 本文・図注の書き方

「はじめに」の章でも記しましたように、研究の内容を噛み砕き、他分野の研究者の みならず研究に直接携わっていない人々が十分に理解されるよう執筆時に心掛けてください。このため、学術用語をそのまま用いるのではなく、平易な表現を用い、アルファベット表記ではなく、日本語 (単純にカタカナにするのでなく、たとえば、レッドジャイアントではなく、赤色巨星と書く) で記してください。数式を使用する事により理解が容易となる場合を除き,文章にて表現するようにしてください。また、現代かな使いを用いてください。標準的な国語辞典に載っていないようなあまり一般的でない外来語や外国語の固有名詞をカタカナ表記する場合は始めに原語での表記を行って下さい。

例:Bulge(以後バルジと表記する)

#あるいは逆に

例:バルジ(bulge)

原則としてテキストファイルとしてご用意ください。上付き、下付き文字や数式での特殊記号など、通常の文字では表せないものは、適宜わかりそうな形で記入していただき、編集部に入稿されるときに、その旨、ご指示ください。詳しくは「入稿方法」の説明を御覧ください。

3.2 写真・図版の用意

写真、図版は、そのまま版下として使用できる質のものをご用意ください。通常黒と青の二色を使うことができ、網掛け印刷、グラデーション印刷を指定する事もできます。黒と青の二色図の場合は、RGBではなくCMYK のカラーで作成してください。CMYK のうちの二色、つまり青のC、黒のKのみを使うことになります。表紙に採用された図にはカラー写真やカラーグラフィクスも使用できます。紙に描かれた状態でも、電子ファイルでも構いません。ファイル形式など詳しくは「入稿方法」の説明を御覧ください。毎月の表紙の図は原則として投稿された原稿の中から編集会議で選ばれています。表紙に採用された場合は著者校正時に表紙に付ける1行の説明文字と目次の下に付ける300文字程度の説明文を用意していただきます。二色刷り、網掛け印刷、グラデーション印刷、を希望にする場合には必ず、色や網掛け、グラデーション作業を行なう部分を指定してください。簡単な図(例えば、1998年5月号の福江さんのEurekaの記事の図)の場合は、印刷所で原図からこれらの効果を手作業で採り入れることができます。原図と(青にするといった)効果を指定した部分をラインマーカ等で指定した別紙(コピーしたものへの記入で可) を用意してください。

二色刷りの例

図1 : 二色刷りの例

グラデーション、網かけ印刷の例

図2 : グラデーション、網かけ印刷の例

よりきれいな写真を掲載するため、写真はスライドではなくポジ印画で用意してください。また、コピー原稿は画質が既に低下していますので、簡単な線画以外は極力避けてください。特に、網掛けのある原図のコピー原稿は大変見苦しくなる恐れがあります。
写真、図版を他誌から引用する場合、著作権により許可が必要な場合があります。この許可手続きは原則として著者にしていただきます。手続きは出版社によって違いますので、そちらにお問い合わせください。

3.3 表の書き方

簡単な表は以下の表1のような適宜わかりそうな形で文章の中にまぜて製作してくだ さい。 また、複雑な場合は図版と同様に別の画像ファイル、あるいは、印刷済みの 別紙として用意して下さい。

         表1:近傍の星の位置
+------------+----------+------------+
|   星名     |   赤経   |    赤緯    | 
+------------+----------+------------+ 
| シリウス   |  6時45分 | -16度43分  | 
+------------+----------+------------+ 
| プロキオン |  7時39分 |  5度14分   | 
+------------+----------+------------+ 

3.4 日本語要旨の書き方

文章内容を300文字程度に要約してください。

3.5 英文要旨の書き方

英文で「タイトル」、「名前」、「所属と住所」、「アブストラクト」を用意してください。タイトルはできる限り要領よく簡潔に英語に直して下さい。名詞、形容詞、副詞の最初の文字は大文字にして下さい。内容は、記事を簡潔に英文にまとめたものとしますが、特に理由のない限り、日本語要旨を英訳したもので結構です。分量は原則として80語以内に、やむを得ない場合でも100語以内の長さに押さえて下さい。なお、英語を母国語とする方による校正は行ないませんので、著者の責任において英文として問題のない原稿を用意してください。

3.6 参考文献の書き方

本文中で文献を引用する場合は、出現順に番号をつけて引用し記事の末尾に文献表として順番にまとめてください。刷り上がり時には、引用部分は右肩付きの閉じ括弧つき数字1)のように表示されることになります。文献表には「参考文献」という見出しを付け、以下の要領で作製してください。

3.6.1 各引用文献内の順序

  1. 欧文雑誌に掲載された論文
  2. 文献番号) 筆頭著者の姓 筆頭著者の名の頭文字., 第二著者の姓 第二著者の名の頭文字., 第三著者の姓 第三著者の名の頭文字., … 最終著者の姓 最終著者の名の頭文字., 発表年, 雑誌名 巻号, 先頭ページ番号
  3. [注] この表記法は Astronomy and Astrophysics(いわゆる A&A)と同じ方法です。著者名の間に&は付けないでください。著者名と姓と名の頭文字の間は空白のみです。雑誌名と巻号の間にはコンマ(,)は付けないでください。 多人数の場合は et al. を用いて省略しても構いませんが、その場合、et al. と著者名の間にもコンマ(,)を入れてください。著者名の頭文字にはピリオド(.)を付けてください。イタリック体や太字は使用しません。印刷中の場合は巻号やページ数の代わりに "in press" としてください。投稿中の場合は "submitted" とします。この場合、雑誌名と "in press" および "submitted" の間にはコンマ(,)を付けてください。たとえば、
  4. [例]
    1) Adams F.C., Lada C.J., Shu F.H., 1987, ApJ 312, 788
    2) Andre P., Montmerle T., 1993, ApJ, in press
    3) Hamabe M., et al., 1994, PASJ, submitted
        
  5. 欧文著書および単行本
  6. 文献番号) 著者の姓 著者名の頭文字., 刊行年号, 省略無し書名(出版社名, 所在地), 引用の章またはページ数
  7. [注] 書名は記号で囲まないでください。出版社名は省略しないでください。特に指定する必要が無い場合には、章またはページ数は省略してください。
  8. 編者のある欧文本あるいは欧文集録
  9. 文献番号) 筆頭著者の姓 筆頭著者名の頭文字., 第二著者の姓 第二著者の名の頭文字., … 最終著者の姓 最終著者名の頭文字., 発表年号, in 集録名, eds. 筆頭編集者の姓 筆頭編集者の名の頭文字., 第二編集者の姓 第二編集者の名の頭文字., …, 最終編集者の姓 最終編集者の名の頭文字. (出版社名, 所在地) p.引用ページ数
  10. [注] 印刷中の場合には巻号やページ数の代わりに "in press" としてください。投稿中の場合は "submitted" としてください。この場合、雑誌名および "in press" や"submitted" との間にはコンマ(,)を付けてください。
  11. [例]
    1) Bianchi L., Recillas E., Grewing M., 1989, in IAU Symp.131, 
        Planetary Nebulae, ed. Torres-Peinbert S. (Kluwer, Dordrecht) p.307
        
  12. 和文雑誌
  13. 文献番号) 著者の姓名 年号, 雑誌名, 巻数, ページ数
  14. [注] 著者が二人の場合は間にコンマ(,)を入れてください。多人数の場合は "他" を用いて省略しても構いません。雑誌名の省略はしないでください。引用する記事の題名や号数を記載した方がよいと思われる場合は、以下のように追加しても構いません。
  15. 文献番号) 著者の姓名, 年号, 「記事題名」, 雑誌名, 巻号, ページ数
  16. 和文著書・単行本
  17. 文献番号) 著者の姓名, 年号, 省略無し書名(出版社名), 引用の章またはページ数
  18. [注] 書名は記号で囲まないでください。出版社名は省略しないでください。 特に指定する必要が無い場合には章またはページ数は略してください
  19. 編者のある和文本の場合
  20. 文献番号) 著者の姓名, 年号, 省略無し書名, 編者の姓名 編 (出版社名), 引用ページ数
  21. 翻訳書の場合
  22. 文献番号) 著者の姓 名の頭文字. (翻訳者の姓名 訳), 年号, 省略無し書名 (出版社名), 引用の章またはページ数
  23. [例]
    1) ウィーラー J.C. (野本陽代 訳), 1988, ブラックホールを破壊せよ
          (光文社), 第3章
        

3.6.2 雑誌名等の略記法

これは A&A, ApJ, AJ, MNRAS らと同じルールで雑誌名などは略記してください。 雑誌については原則として IAU 規約による省略法を用います。ただし、 以下に示す雑誌に限っては独自の省略法を用いています。 IAU規約の省略法が不明の場合には編集部が対処しますので、 省略せずに記入してください。

IAU規約による略記 天文月報での略記
Astrofizika Afz
Astron. Astrophys. A&A
Astron. Astrophys. Suppl. A&AS
Astron. AStrophys. Rev. A&AR
Astron. J. AJ
Astrophys. J. ApJ
Astrophys. J. Letters ApJ (ページ数にLを付けて区別する)
Astrophys. J. Suppl. ApJS
Annual Rev. Astron. Astrophys. ARA&A
Astrophys. Space Sci. Ap&SS
Astron. Zh. AZh
Bull. American Astron. Soc. BAAS
J. Astron. Astrophys. JA&A
Monthly Notices Roy. Astron. Soc. MNRAS
Memoirs Roy. Astron. Soc. MmRAS
Nature Nat
Publ. Astron. Soc. Japan PASJ
Publ. Astron. Soc. Pacific PASP
Science Sci
Sky Telesc. S&T
Soviet Astron. SvA

集録名は原則として省略しませんが、以下に限り略記を用いてください。

集録名 略記法
Proceedings of IAU Symp. No.*** IAU Symp ***
Proceedings of IAU Colloq. No.*** IAU Colloq ***

その他の場合には以下のように略してください。

ProceedingsProc
SymposiumSymp
ColloquiumColloq

3.6.3 未発表文献について

天文月報の記事内で引用する文献は原則として既に発表されたものに限ります。論文の論理構成上やむを得ず未発表の論文を引用する場合、著者名、年号に続けて以下のようにしてください。

  1. ある雑誌に投稿したが、いまだ受理されていない場合
    1. + 欧文雑誌の場合は、雑誌名, submitted
    2. + 和文雑誌の場合は、雑誌名 投稿中
  2. ある雑誌に受理されて印刷中の場合
    1. + 欧文雑誌の場合は、雑誌名, in press
    2. + 和文雑誌の場合は、雑誌名 印刷中

なお、preprint/unpublished/to be published/in preparation などは使用しないでください。また、投稿後に印刷中になったり、出版されたりしたものは著者校正時に修正してください。

[注] Astro Express の場合、表題の文献は上記とは異なり、以下のように記してください。

著者の名の頭文字. 姓
雑誌名 巻数, ページ数(年号)
雑誌名の省略法は他と同じです。
著者が複数の場合、著者名をコンマで区切り and や&は入れません。
多人数の場合は et al., を用いて省略しても構いません。

3.7 「書評」の書き方

原則として書籍のタイトルを書評の題としてください。題に添えて、対象書籍の著者、出版社、総ページ数、定価をお付け下さい。文末に評者の氏名、所属を記載します。

書籍の種類を、教科書、解説書、専門書、研究資料、読み物、ソフトウエアの一つに分類してください。また、評者の「独断」で、対象書籍に対して6段階絶対評価で「お奨め度」を付けてください。星の数で表し、最高は白星5つ星、最低は星なしです。

3.8 「Astro Express」の書き方

タイトルは日本語にしてください。論文の英文タイトルを訳したものでなくても構いません。タイトルの次に論文の著者名を英語でお書き下さい。著者が3名を越える場合は、D. Tarou et al.,と省略しても構いません。著者名の次に、学術雑誌名、巻、ページ、発行年のスタイルでお書き下さい。雑誌名の省略法については、参考文献の書き方を御覧下さい。本文をお書きいただいた後、最後に原稿著者名と所属をお書き下さい。

3.9 「人事公募」の書き方

原則として以下の項目にしたがってください。選考結果は必ずお知らせください。

  1. 募集人員(ポスト、人数など)
  2. (1) 所属部門・所属講座、(2) 勤務地
  3. 専門分野
  4. 職務内容・担当科目
  5. (1) 着任時期、(2)任期
  6. 応募資格
  7. 提出書類
  8. 応募締切・受け付け期間
  9. (1)提出先、(2)問い合わせ先
  10. 応募上の注意
  11. その他(待遇など)

3.10 広告の用意の仕方

裏表紙のみ4色カラー、本文はモノクロになります。 原則として完全版下でご入稿下さい. 掲載申込みは、掲載希望号の発行日(毎月20日)の1ヶ月前の10日までにお願いいたします。原稿は完全版下で発行日の月20日までに日本天文学会月報編集係までお送り下さい。広告料振込先などの御連絡をいたします。

4. 入稿前の原稿見直し

校正段階で行われる多くの修正は、原稿提出時に入念に見直していただくことで防ぐことができます。 編集者、著者双方の校正の手間を可能な限り軽くし、迅速な出版を可能にするため、以下のリストを参考に、入稿前に再度原稿の見直しを行っていただくようにお願いいたします。

  1. 内容を一般読者がわかりやすいよう噛み砕いていますか?
  2. 学術用語や数式を多用せず、平易な表現になっていますか?
  3. 段落の長さは適当ですか?誤字脱字はないですか?
  4. 原稿の様式は投稿するコーナーの様式にあっていますか?
  5. タイトル、著者名、所属先が抜けていませんか?
  6. 日本語要旨、英文要旨、参考文献の引用は必要ないコーナーですか?
  7. 参考文献の書き方は正しいですか?
  8. 原稿量は適切ですか?
  9. 使用する図版とその説明文を用意しましたか?
  10. 文章部分はテキストファイルになっていますか?
  11. 図表は印刷原稿(紙に出力したもの)、TIFF、EPS のいずれかになっていますか?
  12. 図版の色指定、網かけなどの効果の指定や、文字の上付き、下付き、数学特殊文字の指定をしていますか?

5. 入稿方法

原則として電子ファイルとしての原稿と完成原稿への指示書を天文月報編集部にお渡し下さい。 電子ファイルとしての原稿では、文字はテキストファイル、写真、図、複雑な表は、TIFF または EPS 形式でお渡しください。 また、完成原稿への指示書は、上付き、下付き文字や数学特殊文字の指定、および、網かけなどの図の 効果を指定するものです。 紙面に手書きで指示を書き込んでいただくか、あるいは、 (上付き、下付き文字や数学特殊文字が反映されている)完成形に近い形の原稿(PDFファイル)を渡していただくのでも構いません。 またレイアウトに特別な希望がある方も、レイアウトを指示した完成形に近い形の指示書をお渡しください。 入稿方法には、

  1. アップローダによる投稿(推奨)
  2. 電子メールでの投稿
  3. 電子記録媒体と紙面による投稿
  4. 印刷された (あるいは手書きの) 原稿の投稿

の四通りあります。編集部としては、 1.での入稿をお勧めします。また、人事公募などの簡単な掲載記事は、FAXで送っていただくのでも構いません。なお、原稿、図版、フロッピーディスク等を返却ご希望の方は、入稿時にお申し出ください。

5.1 アップローダによる投稿(推奨)

  1. アドレスとログイン方法
    http://www.asj.or.jp/geppou/toukou/index.php
    (ログイン方法は冊子版天文月報2009年8月号の「編集委員会より」を参照して下さい.)
  2. アップロードの方法
    まず,記事の内容や著者のご連絡先に関する表の記入欄を埋めて下さい.この欄が埋まっていないと,ファイルをアップロードすることができません.投稿するファイルが複数ある場合には「複数のファイルを投稿する」ボタンを押して下さい.押す度に投稿ファイル欄が増えます.一回あたり合計最大20Mバイトまで送信できます.それ以上の巨大なファイルのアップロードは推奨されませんが,やむを得ない場合は分割してお送り下さい.
  3. ご注意
    投稿者の個人の認証はcookieを利用しています.したがってcookieを受け取らないブラウザでは使えません.またフォームの確認や可変個数のアップロードボックスはjavascriptを利用していますのでjavascriptが使えなければこのアップローダーは使えません.
    そのような場合は,従来通り までメールでご投稿下さい.
  4. ご連絡先
    本アップローダーに関するご質問は までお願いします.

5.2 電子メールによる投稿

電子メールにて、

  1. 文章部分のテキストファイル
  2. TIFF または EPS 形式による図表
  3. 原稿の体裁が整ったPDFファイル

をお送り下さい。 電子メールのSubjectの項に著者、原稿のタイトル、図表の番号等を明記して下さい。 容量の大きな原稿の場合には、図表をいくつかのメールに分割するなどして、1通で1 Mbyteを超えないように工夫してください。 どうしても数 Mbyteにおよぶファ イルを送らざるをえない場合には、事前に天文月報編集係までご相談ください。
電子メール投稿の宛先はこちらをご覧下さい。

5.3 電子記録媒体と紙面による投稿

電子メールによる投稿と同様に、

  1. 文章部分のテキストファイル
  2. TIFF または EPS 形式による図表
  3. 原稿の体裁が整ったPDFファイル

を下記のメディアに保存して、月報編集係に郵送してください。その際、紙にプリントした原稿一式(文章・図・表など)と、完成原稿への指示書も添えてください。

  • CD-R
  • ISO9660, Macintosh, または Windowsフォーマットで記録してください。
  • DVD-R
  • DVD-RとDVD-RWは受け付けられますが、DVD+R, DVD-RAMなどは受け付けられません。

5.4 手書きまたはプリンター出力のみの投稿

紙面で原稿を用意し、月報編集係まで郵送して下さい。この方法での入稿の場合、原稿料より原稿入力手数料を差し引かせて頂きます。

5.5 郵送による原稿送付先

投稿先は下記の天文月報編集係です。投稿に関する質問もこちらにおよせください。投稿の際には、氏名、所属、連絡先住所もお忘れなきよう御連絡ください。著者校正の時点で連絡をとるのに必要となりますので,電話番号、ファックス番号、メールアドレスもお知らせ下さい。

  • 〒181-8588 東京都三鷹市大沢2-21-1
  • 国立天文台内 日本天文学会
  • 天文月報編集係
  • Tel:0422-31-5488
  • Fax:0422-31-5487

6. 著者校正と別刷りの注文

6.1 著者校正のお願い

入稿していただいた原稿は、編集委員会で以下の観点から掲載の可否を判断します。

  • 原稿が投稿されたコーナーの書式や分量が適切か。
  • 内容が一般の読者にとって理解しやすいよう噛み砕かれているか。
  • 内容が客観的に評価されているものであるか。

趣旨から激しく逸脱していると判断した場合には掲載不可となります。また不十分な点が認められた場合には訂正を求める事があります。掲載が適当と判断した原稿については、原稿、図版の割付作業を行なった初稿を製作し著者の方に校正をお願いしています。入稿後、著者による校正はこの著者校正1回限りです。初校は、郵便、あるいは、PDFファイルにて著者の方に渡されます。実際に組版した際のページ割りの調整、表現の不適当な部分の是正、誤字脱字の修正、図版の説明文の確認、修正をしてください。印刷したものに修正点を書き込んでFAX、あるいは郵便にて、受取後3日以内に天文月報編集部までお送りください。PDFファイルに修正点を書き込んでいただいても構いません。なお、この段階で原稿の大幅な修正は行なわないでください。初稿原稿で取り込まれた図は紙面割付目安であり、実際に印刷される図版より解像度が低くなっております。

6.2 別刷りの注文と振り込み先の連絡

著者校正の段階で別刷りの注文の受け付けと原稿料振り込み先の連絡していただきます。これは、初稿と同時に送られる用紙にて御連絡ください。別刷りは、50部単位での注文となります。別刷り表紙は天文月報表紙及び、白紙の表紙いずれかを選択できます。別刷りは掲載号が発売されて後、一カ月以内に著者に届けられます。

6.3 入稿から出版まで

入稿から出版までは以下の手順で行なわれています。原則として、原稿の締切は毎月10日で、その後の編集会議で掲載の可否が判断されます。編集校正までの作業を入稿後1ヶ月を目処に行います。その後、上記の校正作業を経た上で、投稿月の翌々月発行の天文月報に掲載されます(例:3月10日迄に入稿された原稿は、5月20日発行の6月号に掲載)。なお、都合によりこの掲載時期が早まったり遅れたりする場合もあります。

  1. 原稿、図版の割付作業を行ないます。これが初稿となります。
  2. 初稿の校正を著者にお願いします(著者校正)。
  3. 天文月報編集部にて著者校正内容を初稿に反映させます。これが第2稿です。
  4. 編集委員の中の担当者によって第2校の校正を行ないます(編集者校正)。著者校正が反映されているかを確認するとともに、表現の不適当な部分、誤字、脱字がないことも確認します。新たな問題点がみつかった場合は著者と連絡をとり、適宜修正をします。内容についての確認は、この段階が最終になります。
  5. 編集校正内容を反映した第2校の修正作業を天文月報編集部にて行ないます。これが第3稿(最終稿)です。
  6. 編集委員によって編集校正が最終稿に反映されていることを確認します。また、すべての記事について、ページ割りの再確認も行ないます。
  7. すべての原稿版を印刷業者に納品します。
  8. 編集委員がゲラ刷りを点検します。
  9. 編集者によって色校正(カラー表紙、2色刷図版)を行ないます。

参考までに、「校正担当者のつぶやき」もお読みください。

7. 原稿料・別刷り代・掲載料・広告料

7.1 原稿料

Skylight、Eureka、天球儀、シリーズ原稿を執筆いただいた方には、原稿料として二万円以下の薄謝を進呈しております。原稿料についての詳細はこちらをごらん下さい。

7.2 別刷り代

原稿が6ページの場合、別刷り一冊あたりの費用は発行月の天文月報の表紙つきで 350円、白紙の表紙つきで250円程度です。ただし、注文部数、原稿枚数、図の数など によって若干変動します。

7.3 掲載料・手数料

月報編集部にて原稿製作において特別な作業が必要となる原稿にあたっては手数料、 掲載料をいただいております。これに該当する作業は、以下のものがあります。

  • 表紙以外にカラーグラビアを掲載した場合。カラー紙1枚(表と裏)の場合、約17万 円、2枚の場合、総額約18万円となります。
  • 印刷所にて図のトレースを行なった場合。1枚につき2000円程度がかかります。
  • 原稿の文章部分の入力を編集部で行なった場合。一文字につき0.7円です。
  • 初稿作成後に原稿の大幅な原稿の修正をされた場合。1ページにつき2000円いただきます。

7.4 広告料

広告料は表2のとおりですが、 1年間毎月一括でお申込みいただいた場合は1割引きとなります。

8. 著作権とウェブページでの公開

原則として、天文月報に掲載された著作物の著作権は日本天文学会に帰属致します。個人的に発表や出版される場合には、日本天文学会の許可が必要となります。天文月報編集部に転載許可願いの用紙がありますので、記入の上、天文月報編集部に提出下さい。天文月報に掲載された著作物 (文、図、その他)をその著者が個人的なウェブページ上に公開する場合には次のようにしてください。

  1. その著作物が天文月報 (発行年、号、ページ記載) に掲載されたものであり、著 作権が日本天文学会にあることを明記してください。
  2. あらかじめ天文月報編集部にウェブページ上で公開する旨を連絡し、URLをお知らせください。

該当ページには天文月報のウェブページからリンクを張る場合もあります。あらかじめ御了承ください。


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