講演会の詳細 (西念寺、並びに、勝俣 隆)

このページの情報は2019年の七夕講演会に関するものです。最新の情報はhttps://www.asj.or.jp/tanabata/にあります。

講演会番号 53
主催 西念寺、並びに、勝俣 隆
会場 西念寺
所在地 南足柄市沼田315
講演者 勝俣 隆(長崎大学名誉教授)
講演タイトル 中世に七夕伝説はどう変化したか――御伽草子『七夕』を中心に――
講演の内容日本の中世において、新たな七夕伝説が生まれます。代表的な作品が御伽草子
(中世小説、室町物語)の七夕伝説です。長者の家に大蛇が現れ、三人の娘の
中から志の深い者を嫁として出すよう要求します。末娘が承諾し、大蛇の訪れ
を待ちますが、大蛇の中から現れたのは美青年で、二人は相思相愛となります。
やがて、天上世界に帰ってしまった美青年を捜しに姫君が天上をさまよい、様
々な星々から教わって、やっと再会を果たします。青年の父親は鬼で、様々な
難題を出しますが、青年の助けで解決し、めでたく結ばれることになります。
しかし、父親は、瓜を投げて水を出し、天の河を作り二人を両岸に離してしま
い、聞き違いもあって7月7日しか逢えなくなる話です。パワーポイントでお
見せする絵巻の絵や天体写真を見ながら、味わって頂きたいと思います。
実施日時2019年7月7日 14:30 - 16:00
事前申込不要 ((七夕に関心のある方は、どなたでも参加できます。事前の申し込みは
不要ですので、14時30分までに、直接、西念寺本堂(大雄山線相模沼田駅か
ら徒歩7分)まで、おいで下さい。))
対象どなたでも
費用無料
問合せ先勝俣 隆(電話 0465-34-7241)