112巻12月号表紙

2019年12月号表紙

2019年12月号

【表紙画像説明】
(上)全天X線監視装置MAXI搭載Gas Slit Cameraにより得られた全天画像(赤:2–4 keV, 緑:4–8 keV, 青:8–16 keV).2009年11月から2013年12月までの4年間の観測データを積算し,これまでの10年間にMAXIが発見したX線天体の位置も示した. (下)全天X線監視装置MAXI搭載Solid-state Slit Cameraにより得られた全天画像(赤:  0.7–1 keV, 緑:1–2 keV, 青2–4 keV).2009年8月から2011年8月までの2年間の観測データを積算した.(クレジット:RIKEN/JAXA/MAXIチーム)

【表紙デザイン】
12月号は「万物の記憶」というタイトルの絵に星の画像を合成しました.この絵には詩をつけたので抜粋して紹介します.
“命はどこへつながっていくのだろう?私たちの体は地球の欠片で出来ている.地球の欠片は遠の昔に爆発して散った星の欠片から出来ているという.…私たちはお互いに深い深い所で繋がっている.これは間違いない事だ.そうだよ,きっと深く遠く遥かなる時を越えて星の記憶をも内包しているのだろう.”
天の川の中心付近
https://www.nao.ac.jp/gallery/weekly/2013/20131106-milkyway.html
星形成領域S106 IRS4
https://www.nao.ac.jp/gallery/weekly/2013/20131004-s106.html


特集:20周年を迎えたすばる望遠鏡

すばるのここ10年の成果と観測所の将来 吉田道利  蔵出し
国際パートナーシップ 有本信雄  蔵出し
すばるの現在と今後:科学運用と戦略枠 児玉忠恭  蔵出し
FOCASの運用 服部尭  蔵出し
すばるHDSの20年 田実晃人  蔵出し
IRCSの運用と成果 高木悠平  蔵出し
MOIRCSプロポーザル動向からみえてくるもの 田中壱  蔵出し
コラム:「いとしのケリー」 田中壱  蔵出し
COMICS: 観測と結果 藤吉拓哉  蔵出し

全天X線監視装置 MAXI 10周年特集(4)

MAXI/GSCによる7年間の全天軟X線カタログ 川室太希  蔵出し
MAXIによる重力波源の電磁波対応天体の観測 杉田聡司  蔵出し
MAXI/SSCの10年間の稼働実績と0.7–4 keVのX線全天マップ 中平聡志  蔵出し

EUREKA

スーパーアースの形成と大気 荻原正博・堀安範  蔵出し

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