【表紙画像説明】
オルシュティン城の入口近くにあるコペルニクスの銅像.トルンに生まれたコペルニクスは,イタリアの留学から帰国後,主としてフロンボルクに住みそこで生涯を終えた.ただし1516年11月から1521年11月までは,ドイツ騎士団の侵攻から逃れ,オルシュティンで聖職禄の管理を行った.彼は,その仕事を通じて騎士団が劣悪銀貨を鋳造し直して儲けていたことを知り,論文『貨幣鋳造の方法』において,「悪貨は良貨を駆逐する」という法則をグレシャムより30年以上早く提唱した.
【今月の表紙デザイン】
「月」
光り輝く星に近づくと,小さな惑星と,さらに小さな衛星が沢山あった.
中でも興味を引いたのは,光を反射して銀色に輝く衛星だ.
地表はしんと静まり穏やかで,どこか「うさぎ」たちの星と似ていた.
表紙製作 ミナミ シズホ