【表紙画像説明】
南米チリ共和国北部,アンデス山脈の標高5,000メートルに建設されたアルマ望遠鏡.背景には天の川と月が輝く.右側には,日本が開発した16台のアンテナ群「アタカマコンパクトアレイ(愛称:モリタアレイ)」の一部が写る.2023年3月,アルマ望遠鏡は本格運用を開始してから10年を迎えた.これまでのミリ波・サブミリ波望遠鏡を凌駕する高い分解能と感度で,惑星系の形成過程や,銀河の形成・進化,宇宙における物質進化など多くの分野で研究成果を挙げてきた.次の10年を見据え,性能をさらに向上させるため「広帯域感度アップグレード」(Wideband Sensitivity Upgrade) が進行中である.Credit:ESO/S. Guisard (www.eso.org/~sguisard)
表紙製作 takaco