【表紙画像説明】
丸い半球ドームの中央に配置された投影機が星を投影する「光学式プラネタリウム」の第1号機がドイツで試験公開されたのは今から100年前の1923年10月のことである.それ以来,プラネタリウムは大きな発展を遂げた.プラネタリウム施設は日本国内だけでも350余りが稼働し,多くの人が足を運んでいる.システムはデジタル化にも対応し,表現や運用の自由度は飛躍的に増した.もちろん,宇宙に関する最新の映像も扱う事ができる.本特集では,プラネタリウムが歩んできた道と最前線の様子,そして天文学や社会をつなぐ新しい活動を紹介する.
photo: German Museum, Munich
【今月の表紙デザイン】
「天王星」
海の水が暖かくなると,鉱石が充分にエネルギーを蓄えて複雑な機械を動かせるようになる.「うさぎ」たちは探査機のデータを基に星の模型を作るようだ.
新しく発見した星は,この時期の空と似た色をしている.
表紙製作 ミナミ シズホ
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