【表紙画像説明】
超新星残骸RX J1713.7-3946のH.E.S.S.によるガンマ線カウント画像に,NANTENとATCA & Parkesによる星間陽子分布(左)と,XMM-NewtonによるX線強度分布(右)を重ねた.等高線の破線領域は,周囲よりも強度が低い.これら3分布は大局的には似ているものの,局所的には有意に異なる.この違いを定量化することで,星間陽子に比例する成分とX線(宇宙線電子)に比例する成分が分離できる.
【今月の表紙デザイン】
宇宙観測技術の発展は目覚ましいものがあります.宇宙の起源と進化,その深い謎を解き明かすために,過去,現在,未来へと繋がっていく研究者の情熱をイメージしました.
表紙製作 藤原雅樹