【表紙画像説明】
IXPE衛星の最初の科学観測天体として,超新星残骸カシオペアAが選ばれた.図はIXPEの偏光観測から求めた磁場の方位を示すマップ(線)に,Chandra衛星によるカシオペアAのX線画像(水色)を重ねたもの.緑色の線の部分のみ3σを超える有意度を示す.衝撃波により接線方向の磁場成分が圧縮されるので,磁場は接線方向に配位することが期待されていたが,磁力線は超新星残骸の外側に向かって,全体的に放射状に配位していることがわかった.今後のさらなる研究が期待される.(c)NASA/CXC/SAO, NASA/MSFC/Vink et al.
表紙製作 takaco