【表紙画像説明】
イプシロンロケット試験機は,惑星分光観測衛星「ひさき」(SPRINT-A)を搭載し,平成25年9月14日14時00分(日本標準時)に,鹿児島県肝付町にある内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました.打上げ後約61分39秒に「ひさき」が正常に分離され,所定の軌道に投入されました.イプシロンロケットは,H-IIAロケットやM-Vロケットなどの既存のロケット技術を継承することで短期間かつ低コストで開発されました.また,試験機の開発では,ロケット機体だけでなく,打ち上げ時の運用・設備の改革も実現されています(クレジット:JAXA).
【今月の表紙デザイン】
宇宙観の大転換期と言われる16~17世紀頃,その宇宙観を変えた望遠鏡によって見果てぬ宇宙に思いを馳せる人たちの喜びと期待をイメージしました.
表紙製作 藤原雅樹